2023.08.03
AREA
【淀屋橋】の風景が生み出すモチベーション
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01.
オフィス環境が
従業員のモチベーションに直結
働き方改革の推進や、感染症の拡大防止の観点からテレワークの導入が加速。しかしコロナ禍を経た現在、「オフィス回帰」の動きを見せる企業が徐々に増加しています。その理由として、コミュニケーションが取りづらい、仕事の進捗状況を把握しにくい、生産性が下がるといったテレワークによる弊害が指摘されています。
そうした中で注目を集めるのが「ハイブリッドワーク」です。業務内容に応じてオフィス作業がある日は出社、デスクワークの日はテレワークと、働く場所を柔軟に切り替えながらテレワークとオフィスワークの良いとこ取りができるのがメリット。前述したようなテレワークによる問題をクリアでき、ワークライフバランスを調整しながら働くことができます。従業員のモチベーション向上といった効果も期待できるでしょう。
これからのオフィスに求められる役割は、単なる「働く場所」ではありません。出社することでリアルなコミュニケーションができる、活発な議論をしてアイデアを出し合える、高い集中力で生産性が上がるといった、「付加価値を得られる場所」へと変わり始めています。
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とはいえ、オフィスが駅から離れた場所にあったり、周辺にコンビニエンスストアや昼食をとれるお店がなかったりと、立地面に不便があれば社員は通いづらさを感じてしまいます。一方、複数路線を利用できる立地のよい場所にオフィスがあれば、多くの従業員が通勤しやすくなるだけでなく、外回りの多い営業職の業務効率アップにもつながるなど、社員の生産性やモチベーションアップにも貢献します。また、オフィス内にショッピングが楽しめる商業施設が併設されていたり、周辺施設が充実していたりすると、仕事帰りの買い物や飲食がしやすく、社員の満足度向上にもつながるでしょう。
若年層の半数は「都心で働きたい」
加えて、2023年1月に実施した大学生、20代社会人に聞いたアンケート調査によると、「勤務地の立地は、どういう場所で働きたいですか?」という質問に対して、大学生は300人中135人(約45%/男性46人、女性89人)、20代社会人は300人中155人(約52%/男性55人、女性100人)が「都心のオフィス街で働きたい」と回答。2位の「郊外のオフィス」(大学生20%、20代社会人22%)に2倍以上の差を付けました。また男女比でみると、社会人・学生共に女性の方がオフィス環境を気にする傾向がやや強いことも見てとれました。こうした結果からも、都心にオフィスがある方が求人の際に応募者が集まりやすく、優秀な人材を獲得できる確率も向上すると予測できます。企業の人材獲得という面から見ても、オフィスの立地は企業戦略の核を成す要素の一つといえるでしょう。
■調査概要
「オフィスに関するアンケート」
- ・回収期間:2023年1月16日〜2023年1月16日
- ・調査対象:①居住地:埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県 ②年齢:20〜29歳(学生20〜24歳、社会人22〜29歳) ③性別:男女 ④社会人の業種:農業・林業・漁業・鉱業、建設業、製造業、情報通信業、金融・証券・保険業、不動産業、サービス業、運送・輸送業、電気・ガス・水道業、商社・ 卸売り・小売業、医療・福祉、教育業、出版・印刷業、メディア・マスコミ・広告業、調査業・シンクタンク
- ・サンプル数:n=600(学生300、社会人300)
- ・調査手法:インターネット調査
02.
淀屋橋エリアの魅力
淀屋橋は、古くから大阪経済の中心地として栄えてきたビジネスエリア。大阪に本社を構える老舗企業、大阪を代表する産業である製薬業を含む化学工業関連企業のほか、大阪市役所、日本銀行大阪支店などが集まる政治・経済・文化の中心地です。そのためビジネスエリアとしてのステイタスは高く、イメージを重視する金融・保険業や情報通信業など、東京に本社を構える大手企業の西日本拠点の進出意向が強くなっています。
POINT.01
アクセス・利便性のよさ
大阪の大動脈である御堂筋の真ん中に位置する淀屋橋駅。大阪メトロ御堂筋線を利用すると、淀屋橋駅から梅田駅へは1駅で約3分、新大阪駅まで約9分、なんば駅まで約6分。関西の経済圏の核となる「キタ」・「ミナミ」※1のどちらにもアクセスしやすいとあって、1日の乗降者数は約17万9000人を誇ります。※2また、御堂筋線各駅は他の路線との乗り継ぎ駅も多いことからビジネス利用のみならず、通勤での利用も便利と言えます。さらに京阪電車の淀屋橋駅もあります。京阪電車は、大阪と京都をつなぐ路線として利用されています。京阪電車ユーザーにとって通勤がしやすいオフィス街は希少で、乗り換えなしの通勤ができるのは大きなメリットです。ただ、言わずもがな大阪メトロ・淀屋橋駅と京阪電車の淀屋橋駅は直結しており乗り換えもスムーズです。
※1 キタ:梅田を中心に北新地、堂島、淀屋橋界隈、ミナミ:道頓堀、心斎橋を中心に難波界隈
※2 出典:大阪メトロ 路線別乗降人員
https://www.osakametro.co.jp/company/library/100331_research/20201110_subway_nt.pdf
POINT.02
出張にも便利なエリア
御堂筋線を利用すれば新大阪駅までは約9分と、新幹線での出張にもアクセス至便。もちろん、他拠点のメンバーやビジネスパートナーを迎える際もスムーズです。周辺にはビジネスホテルが充実し、少し北側には北新地を中心とする飲食街もあり、会食や接待にも重宝するので、大阪駅界隈のビルに遜色ない、あるいはそれ以上のメリットを得ることができるでしょう。
POINT.03
大阪が誇る美しい街並み
土佐堀川に架かる淀屋橋。初代は江戸時代、当時日本一の材木商だった「淀屋」によって架けられたため、橋名はその淀屋にちなんでつけられました。現在の橋は、昭和10年(1935)に完成したもの。その優れたデザインは、日本銀行大阪支店や府立中之島図書館、中央公会堂など、周辺に点在する歴史情緒あふれる近代建築とも調和しています。また、同エリアは季節ごとの楽しみも豊富。大阪のシンボルストリートである御堂筋では、秋には約4km以上にわたって続くイチョウ並木が楽しめます。冬には「御堂筋イルミネーション」や、淀屋橋のすぐそばの中之島で繰り広げられる光のアート「OSAKA光のルネサンス」という、都心で見られる屈指のイルミネーションイベントなどを満喫できるのが魅力です。
03.
再開発でさらなる進化が期待される淀屋橋
現在、淀屋橋エリアにて「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」に着手しております。大阪市内最大規模のハイグレードなオフィスと上質なにぎわいを提供する商業施設を中心に、緑豊かなオープンスペース、中之島を一望できるビュースポット、交流施設等を擁した複合ビルを整備しています。
オフィスの立地は社員の働くモチベーションに寄与し有能人材へのアクセスに大きく影響しています。オフィス環境の構築は経営戦略における一つの重要な手段となった今、ビジネスエリアとしてステイタスの高い「淀屋橋」の地にオフィスを擁することは企業戦略において強力な後押しとなることでしょう。
淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業物件ページへ
■ 2025年12月竣工予定
■ 大阪メトロ御堂筋線/京阪本線 「淀屋橋駅」 地下直結